誘われた時は、あまり乗り気ではありませんでした。
いきなりぶっちゃけますが。当日は自宅でゆっくり眠って、会社の動画用の音素材を完成させるだけの一日にしてしまおうと考えていたのです。
だけれども、会場に向かいながらテンションは上昇し、到着した時にはソワソワしてしまい、色々な部隊のデモンストレーション飛行に大はしゃぎ。ブルーインパルスのアクロバット飛行の凄さに至っては涙目になってしまう程でした。
――いやホント。行って良かったです。
帰宅後、カメラが連番を振ってるファイルの名前を見てギョッとしました。
1600越えの数字。つまり、1600枚以上の写真を航空祭の最中に撮影したって事です。
決定的な瞬間を逃さないために、一日中連写モードだったからですね。
序盤で「絶対にメモリカード足りない」と気付き、演目(見せるための飛行や降下など)の合間合間に、ブレてる写真を削除しまくったのですが……。それでも、持ち帰った枚数は約750枚です。
今回はカメラの設定、特に「シャッタースピード優先の連続撮影」の経験が少なかった事から、撮り始めから800枚程を間違ってJPGで撮影してしまったのも痛恨のミスでした。
これは勿体無いです。次の機会には全部RAWで撮り直すくらいの腹積もりで用心しなくてはですね。
カメラの話ばかりになってしまいました。元に戻しましょう。
とにもかくにも、最初に出てくる言葉は「感動した」とありきたりなものでしかないのですが、コンサートなどで感じる感動とは少々違いました。
つまるところ、僕達の生活を守るために日夜活動してる自衛隊の方々の訓練の賜物を披露してくれる祭だからなのかもしれません。
航空祭、演目の後半は航空自衛隊が世界に誇るアクロバットチーム、ブルーインパルスの飛行がメインとなるのですが、あまりの興奮にカメラを落ち着いて操作する事もままならず。確認の為に液晶モニタを見ると、まるでビギナーの様な写真ばかり。落ち着こう、俺。そんなフレーズが浮かんでしまう程です。
もう、かっこよすぎます。
中でも「スタークロス」と呼ばれている、大空に星印を描く演目では、自分も我を忘れて両手を広げ、おまけに声を上げてしまいました。ちょいと恥ずかしい話ですが、油断すれば涙が溢れそうな程の熱狂ぶりです。
この演目については、ファインダー越しに見ることも出来ず、当然、撮影も出来ず。――なので、Youtubeにアップされてる2007年に撮影された動画を貼っちゃいましょう。
地上から見上げる空一面に描かれた星の印。あまりのスケールの大きさに気持ちが洗われます。
「悩み事？小っちぇーよッ！」
このくらいのインパクトです。
ところで、この演目なのですが……。
名前を調べる為に見つけたこちらの記事によりますと、(※記事が書かれた時点では)日本のブルーインパルスにしか出来ない演目なのだそうな。
■日本が誇るブルーインパルス♪ | ゜・*:.♪スノー・バニーのブログ♪.:*・゜
現地で見たら、それぞれの人が何かしらの影響を受けるのではないでしょうか。
それでは最後に、昨日撮影した写真の中から、特に気に入った写真だけを選んで貼っておきます。
もっとカメラの腕を磨いて、また行きたいです。
【計算メモ】
全部の写真をRAWで撮影したとして、1枚のRAWデータが14MBくらい。1600枚まるまる持ち帰るとしたら、計算上は22.4GB。
一日中連射で撮影するとして、24GBか32GBのカードを挿していたほうが良いのかなと考え中。
僕は8GBのカードをつかってるので、今回の航空祭、まるで足りてない装備でいった事になります。全てRAWだと500枚程度しか撮影できません。
連射が必要となる撮影の時、つまり「被写体が派手に動き回る」時の撮影。特にRAW現像での深みのある写真作成を考慮したら、8GBってとっても狭い器になっちゃうのですね。勉強になりました。
例えば、運動会とか、ちょこまかと動き回る小動物を追いかける撮影が多くなりそうな人は、大きめのカードを挿しておくのが吉だと思います。
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それでは今回はこの辺で。
また次回～。
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