ほんの少し前から「SNS疲れ」という言葉をチラホラ耳にします。
普段の交友範囲はもちろん、実際の生活よりもチョッピリ広めの人脈をも行き来出来てしまう。メールの様なやり取りも出来る便利なサービス。それがソーシャルネットワーク(SNS)です。
しかし、仲良しグループとのやり取りや、自分が知ったばかりの新鮮な情報を繋がりのある相手に発信する「共有」といった機能……、とっても便利で上手に使えば楽しい機能なのですが、それらを重荷に感じる事、そういった状態に「SNS疲れ」という名前が付けられてしまいました。
今回の作品は、そんな「SNS疲れ」をテーマにしています。
「F◯CK YOU.」をもじって、ドコかで見かけたことのある様な「ZUCK」という単語に変更しています。
真下のアイコンなんて、もうアレです。
裾部分には「いつもSNSの事が頭にある。たまにはPCから離れてSNSの事は忘れましょう」というメッセージをプリントしています。
去年、ザッカバーグ(Zuckerberg)という人物を描いた映画を見た人をはじめ、facebookを利用している人だったら、今回のTシャツの内容にはかなりピンと来てしまうのではないでしょうか。
他のSNSに比べて、見栄をはってしまい易い場所でもあります。基本、自分の顔写真と実名での登録が義務付けられてますし、最近ですと仕事で繋がってる人も多い様です。どこか着飾った、本音と違う事を投稿してしまう事もあるでしょう。
これが学生同士だったら、まだ楽しいが前面にくるのでしょうけども、社会人になってしまうと、何かと気を使う場面も多くなります。当然「SNS疲れ」という状態にも容易に陥ってしまう筈です。
facebookだけではありません。
facebookよりもナマっぽい、本音の投稿が多そうなtwitterでも当然の様にあります。
人間、文章だけで真意を伝えるのは至難の業です。
どんなに文章が上手な人が、誤解を生まない様に最新の注意を払って「総量10」の文章を書いたとしても、正確に相手へと意味が伝わるのは「3」程度と割り切っちゃいましょう。
SNSがいくら画像や動画、それに音声を投稿内容の補強に使えるとしても、所詮、投稿の主体になるのは「文章」です。
たった一つの投稿で、全てが伝わってしまうなんて事はありません。
だけれども、そこで油断しているとトラブルの元になってしまうという事もあります。結果、気を張ったままでSNSを使い続けるという事に繋がるわけです。
だから、SNSにどっぷり肩まで浸かってしまっている人は、そのSNSから距離を取るのが良いでしょう。
所詮はSNSです。電話やFAXに毛が生えた程度の、ちょっと便利なサービスに過ぎません。
そういう理由から、今回、罵倒しているかの様なデザインにまとめています。
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それでは今回はこの辺で。
また次回~。
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