カメラバッグには、いつもダンボーを入れています。
風景の撮影も、撮影する側だけでなく、見る側にも楽しい写真になる様です。
勿論、室内での撮影にも大活躍です。
さて、それはそれで良かったのですが、いかんせん人気者のダンボーです。
ひとつだけ、問題がありました。
それは、写真撮影のお供に使っている人が急増しているという事です。
その光景を目の当たりにしながら、僕の中では「ちょっと違う事したいなあ」という欲も出てきていました。ちょうど昨年の11月ごろからだと思います。
その時の自分が観測している範囲内で、自分自身の好みに合致しそうなフィギュアは、特撮リボルテックの「ジャイアントロボ」でした。
ヒーローだけど、最近のカッコイイものに比べて顔立ちや体型などの造形バランスがとても素朴です。
このジャイアントロボを使って、風景写真などを撮影している人はあまり見かけません。
平たく言うと、これを入手すれば、それだけで目立つチャンスをゲットしたようなモノです。
ですが、なかなか見つかりません。amazonで検索しても通常価格よりも高額でしか入手できない様子。
普通なら、amazonで探す場合、かなりお手頃価格で手に入るものなのに、この状況というのは、もしかするプレミアが付いている様な状況なのかもしれません。
こればかりはしょうがないので、いつか見つけたら入手しよう。そう思いながら日々を過ごしていました。
さて、先週の土曜日の話です。僕は今年最初の「和田堀公園での撮影」に挑戦しました。
ですが、天候も優れません。風も強くなかなか良い写真を撮影する事が出来ませんでした。
残念ですが早めに切り上げて、なんとなく思いつきで中野ブロードウェイへ移動。
中野ブロードウェイといえば、僕にとっては宝の山の様な場所です。
書籍・CD・玩具等々、色々なモノが揃ってます。しかも、見て回っていると、レアなアイテムに出会える事も多いです。
勿論、前述のジャイアントロボも探しました。――が、やはり見つからず。
ただ、この場所は見て回っているだけでも目の保養になりますし、アンテナを伸ばす先としても最適です。刺激も強いので、次の作品のヒントを得る事も決して少なくありません。
そんな訳で、建物内にひしめくショップ巡りを続けていました。
そうしましたら、ダンボーと一緒に並べて撮影すると丁度良さそうな。絵にもなりそうな「プーリップ」というドールに遭遇しました。
ですが、ドールといえば、僕のお小遣いでは手が出ないアイテムの筈。
高嶺の花と諦めているジャンルです。
でも、やっぱり良いなあと思いながら箱を手にとってみると、お目当てのジャイアントロボの通常価格よりもかなりお手頃な価格帯でした。
amazonでも2000円〜3000円で入手出来てしまいます。
しばらく考え込みました。このドールにするか。ジャイアントロボにするか。
被写体としては、どちらも絵になります。
ではダンボーと並べた場合どうなるか。
コンビを組ませて絵になるのは、このドールだと直感しました。
他にも色々な事を考えながら迷いました。それら全てをクリアするまで棚の前で延々と考え続け、そうしてレジへ。
晴れてプーリップの「ヤマネ」をお迎えする事になりました。
すぐさま、中野ブロードウェイの近くの公園に移動。屋外での撮影で確認です。
想像以上です。絵になります。これは良いです。
屋内での撮影も試してみたくなってきました。
なんだか壁を殴りたくなってくる程の良い絵になってます。
翌日、ヤマネだけで撮影をしてみました。写真に写ってる「猫」は10年程前に入手した食玩「アルプスの少女ハイジ」の部品です。
こりゃまた凄いとニヤニヤしてしまいました。
今後の撮影がまた一つ楽しくなりそうです。
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それでは今回はこの辺で。
また次回～。
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