今回の作品は「VIPPER」です。
インディーズに参加して下さっている、はこたんさんが既に作成してしまっているテーマの作品でもあります。
ちなみに、はこたんさんが先に出していた「VIPPER」Tシャツはこちら。
平たく言ってしまうと、今回、僕が作成したデザインは二番煎じでしかありません。
だけれども、この新作については、作成前にテーマ決めのルールを設定していました。
ルールは「現状、コンスタントにPV数をたたきだしている作品であること」というもの。
理由は、立ち上げ時から担当しているこのブランドが一周年を迎えたという事で、いつもと違う出来る範囲でインパクトのある事をしたかったというのがあります。
そういった下心から、今、自分たちに出来る事を考えて決まったのが、生産工場自社ブランドで、複数版のシルクスクリーンプリントの作品を出すという事でした。
初めてのテーマで出すには、まだまだチョッピリ怖い作成方法です。
まだまだ駆け出しのお店が挑戦するには「ゴージャス過ぎるんじゃない？」と、待ったをかけられてしまうかもしれません。
なにせ、シルクスクリーンプリントでは、インクジェットと違い、版を作成する事から始まり、またその版を管理しないといけないからですね。クリアしないといけない問題が多くなってしまうのです。
——という訳で、今回の新作は、新ネタではなく、既にリリースしていて、尚且つ人気もある作品のテーマを今現在の自分の感覚でリメイクしたものになってます。
これが完成品の画像です。
テーマから浮かぶイメージを、ブランドのカラーでもある「ニヤニヤしてしまう」事と「普段着として着やすい」事を大切にしながらまとめてみました。
実はこの作品、紹介記事を書いている三日前から作成開始していました。
いつもよりも、リテイク(修正)回数も多いです。
ますは、絵文字の「(･ω･)」をTシャツ上でどう見せるのか、ここからスタートしました。
次に、作成開始前に浮かんでいたイメージに近い状態で組み立てます。
この段階だと、まだ面長です。ここまで来た瞬間は「出来た」と思ったのですが、まだなにか足りない印象です。
じゃあ何が足りないのか……。
当日は浮かんでこなかったので翌日に持ち越しました。
これは翌日の作業画像です。
絵文字を両目にした状態も試しています。
左が一番初期の状態。中央が次の段階で両目にしたもの。そして右が更に手を加えたものです。
実は右の状態まで整えた段階で「完成だ」と判断してました。となれば、今度はプリント用のデータ作成です。
ですが、ここで当日の時間が無くなってしまいました。
さて翌日。
早速プリント用のデータの作成を開始します。
ここで「VIPPERという言葉を主役にしないといけないのに絵文字が主役になってしまっている」という事に気づきました。
これでは、VIPPERさん同士の待ち合わせにも使えません。
またも、思考開始となってしまいました。
こうして、ようやく今現在のデザインにまとめる事ができました。
今回紹介しました「VIPPER 祭」Tシャツは、次のリンクで購入可能です。
【amazonマーケットプレイス】
【自社サイト】
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それでは今回はこの辺で。
また次回～。
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