今回は、写真を色々な共有サービスにアップしている方向けの記事になります。
写真を共有サービスにアップするという事は、インターネット上に写真のファイルをアップして、沢山の人に自分の撮影した写真を見てもらうという事になります。
flickrしかり。
Picassaしかり。
この時、誰もが一度は考える事。
「画質の劣化と縮小を避けて、可能なかぎりファイルの容量を小さくしたい」
なんとか両立出来ないものかと深く悩んでしまった方も少なくない筈。
そこで役立つサービスが、今回記事にまとめる"JPEGmini"です。
http://www.jpegmini.com/
このサービスを利用すると、画質の劣化をかなり抑えて、JPG画像ファイルのファイルサイズを縮小する事が出来ます。
では早速。
JPGで保存した時、画質を下げるとノイズが発生しやすい「赤い」画像で流れを見ていきましょう。
まずは、こちらが大元。フォトショップ上で【最高画質】に設定して保存したJPG画像です。
ファイルサイズの確認をしてみると、181KBと出てます。実際のファイルには画像の情報以外にも色々ぶら下がるので、230KB程のファイルになります。
さて、今度はこの画像を"JPEGmini"を通して、画質の劣化を抑えながらファイルサイズを小さくする「変換」を行います。
先に大雑把な流れを書いてしまうと、「JPEGminiにアクセスする」→「変換したい写真をアップする」→「しばらく待って、変換済みの画像をダウンロードする」→「ダウンロードしたファイルを解凍する」といった内容になります。
そんなわけで、先ずは「JPEGmini」のサイトに行きましょう。
JPEGminiはこちら。
http://www.jpegmini.com/
書き忘れていましたけど、このサービス。アカウントを作成する必要があります。
そこだけはご注意下さい。
変換したい写真はこのボタンをクリックしてアップロードです。
しばらく待ってると、変換結果が表示されます。
オリジナルで177KB、変換後は66KBとなってます。約1/3になってますね。
これが実際に変換の済んだ画像です。
ちょっと失敗だったかも？
真っ赤っかの画像でのノイズ発生は判りやすいけど、それでも、ノイズでちゃいましたね。
ちょっぴり極端なサンプルでやっちゃったかもです。
さてさて、この結果を見て「じゃあ、フォトショップでこのファイルサイズまで落としちゃえばイイじゃん」と思った方も少なくないはず。
実際に、フォトショップで同じくらいのファイルサイズになる画質に設定して保存してみました。
【ちなみに、JPGminiを通して画質調整されたファイルの情報】
ディスク上では70KBになってますね。
【次に、フォトショップでのJPG保存、画質「0」で保存して出力されたファイルの情報】
なんと「画質0」で保存しても、出来上がったJPG画像のファイルサイズは"JPEGmini"から出力した画像ファイルよりも大きくなってしまってます。
実際にどれくらい「ノイズ」が出てしまってるのか気になりますよね。
今度は画像を比べてみましょう。
【先ほども紹介したJPEGminiで出力した画像】
ノイズの発生がわかります。
【次にPhotoshopで出力した画像】
全然違いますね……。さすが「画質0」です。
——と記事にまとめてみた様に、JPG画像というものは、ノイズが出てしまう保存方法です。
「如何にノイズを目立たせる事なく、ファイルサイズを小さくするか」という点については、前述の通り、誰もが頭を悩ませてしまう所。
ペンタブ等で描いた絵でも使えるこのサービス。当分の間は、皆様もかなり活用できるのではないでしょうか。
最後に、実際の写真を例に。
現像作業は自宅で行いましたので、記憶でしか有りませんがコチラの画像……。
JPEGminiを通す前、最高画質のJPG画像の時には1MBを越していましたが、JPEGminiを通して変換をしたら270KBにまで縮小されました。
JPG化の際の画質劣化も殆ど目立ちません。
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それでは今回はこの辺で。
また次回～。
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