士郎正宗の原作も好きですし、劇場版、それからテレビ版も好きなので、コレは見ないとイケナイと急いで準備を整えました。
こんな感じのARISE版「草薙素子」のキャラクターデザインが出回り始めた時は、これまでのシリーズを再構築してつくり直すのかな？とかそういう印象を持っていたのですが、ちゃんとこれまでのシリーズとも繋がりのある作品になりそうです。
リメイクを否定する訳ではないのですが、これまでの作品と繋がりがあるという事は、積み重ねられた物語が更に広がるわけですから、ただ受け取るだけでなく、蓄積された物語の断片を鑑みながら、深く作品を楽しむ事が出来るので嬉しかったりします。
リリースされた時期を確認してみると、結構愕然としてしまうものです。
原作のコミックは91年。
それから最初の映画が公開されたのが95年。
テレビ第一シリーズが2002年。——もう10年以上も前となってしまいました。
テレビ第二シリーズが2005年。
更にTV版の続きの物語として作成された「SSS」が2006年。
原作は2000年よりも前にリリースされた作品だけど、まだまだ古臭さを感じさせない新しい作品だという印象が強いかと思いますが……、アニメ版だと、一番好きだった笑い男事件を扱った第一シーズンがもう十一年前の作品であるという事に驚いてしまいます。
今年の6月にBlu-rayの発売と劇場公開がされる「ARISE」ですが、昨夜の制作発表会の内容を振り返りますと、士郎正宗のプロットを元に本編のデザインと脚本が練られているとの事。学生時代、士郎正宗の漫画が大好きだった自分には聞き逃せない要素です。
前髪が短くなり、大人っぽさが少しばかり希薄になったARISE版の素子のデザインから「過去の物語になる」と予測してた方も多かったみたいです。
今回の作品は公安9課に所属する草薙素子の始まりの物語として展開します。最近の洋画でよくある章立てでもありますよね。
直ぐに浮かんだのは、草薙素子が軍から公安に移籍した経歴があると言う事。軍属時代のエピソードもやるのであれば、アクションシーンもかなり派手なものになるのではないかなという期待が膨らみます。
さて、物語について食い入るように発表内容を見ながら、実際に気持ちの根っこの所にあったのは「だから、早く動いている所を見せてよ」という思いばかり。
昨日の制作発表会では、短いいくつかのシーンとオープニングを見る事ができました。
今回のARISEは監督が変わってしまうという話でしたので、どういう雰囲気になるのかなあと、ちょっと気になってたのですが、こちらの動画を見る限り、心配なんて不要で、更に夢中になってしまう作品になってしまえる作品になりそうなオーラが漂ってます。
制作発表会の最後に上映されたARISEのオープニングもおなじみの登場人物がみんな若返ってます。
そうなると、SSSでは9課のリーダーになっていたトグサの扱いが気になります。
元々は刑事だったのが素子にスカウトされて9課のメンバーになるのですから、登場も遅くなるのかな？と、その辺を考えてしまったり。
——といいますか、サイトーさん、その頭。
キャストも一新されるとの事ですが、ARISE版の草薙素子のキャストが、偶然からなのか、かつてのTVシリーズでコドモトコ(子供時代の素子)を演じた坂本真綾になってたり。
どんなふうになるのか楽しみです。
兎にも角にも、完成した作品を早く見たいなあと。
そんな制作発表会の中継でした。
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それでは今回はこの辺で。
また次回～。
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