今日は昨日ニュースで見かけたオリンパスのミラーレス一眼新機種「OM-D E-M5」が、好みに近い仕様だったので、携帯電話・コンパクトデジカメからのステップアップを踏まえたカメラ選びについて書いてみたいと思います。主に「通常の一眼レフにするか、ミラーレス一眼にするか」という点が中心になります。
もう、何年くらい前からでしょうね。
携帯電話に搭載されているカメラでも充分って世の中になってきていますよね。
だけれども、写真という世界。趣味に走ったり、仕事として重要度が増したりすると、当然、色々な方の作品を見ることになり、自分が使っている携帯やコンパクトデジカメでは再現できそうにない写真と出会い、どうやって撮影しているのかと気になる事が多いものです。
撮影のアングル、写真の緻密さ、ボケ具合、発色、影……。それこそいろんな要素が気になってしまうハズ。
中でも「カメラが違うから、こういう表現ができるのか」と気づくパターンはとても多いのではないでしょうか。
カメラにも色々な種類が有ります。
例えば、僕の場合だと、それまでコンパクトデジカメを愛用して、ステップアップを考えた時に浮かんだ機種は「一眼レフカメラ」だったというパターンです。
こちらがコンデジの頃に撮影した実家の博多人形。
そんでもって、こちらが一眼で撮影した実家の博多人形。
こんなに違ってきます。
仕上がった写真を見ただけでも、その大きな差を感じてしまうものですが、さてそもそも「一眼」ってなんなのでしょうね。
それについては、こちらの記事が分かりやすかったです。
■デジタル一眼レフとは ~デジタル一眼ライフ~
http://d1-life.com/about_dslr/index1.html
ざっくりといいますと、写真となる内容とファインダーに表示される内容が、どちらも同じ一つのレンズ(眼)から入るものだから、ファインダーから見える像と仕上がる写真が一致する構造のカメラという事になります。
あと、厳密なピント合わせやボケの調整が出来る様になっているのも特徴の一つです。
更に、一眼レフのカメラは必要に応じてレンズを交換出来るので、望遠・接写・魚眼などなど、様々な表現を取り扱う事が出来る様になります。
特に「厳密なピント合わせとボケの調整」についての部分を使っていると、写真を見る人に「何に注目させるか」という事をコントロールする事が出来る様になります。
この写真を例にすると、手前の金網には注目させず、奥にある重機側に注意が向きます。
又、立体感、奥行き感を感じさせるのにも役立ちます。
つまり臨場感が違ってくるのです。この部分だけでも、ステップアップを考えている人には魅力的ですよね。
だけど、一眼レフカメラというのは、高額なものです。
コンパクトデジカメの2~3台分の価格を覚悟する必要があります。
使いこなす事が出来ると、趣味としてだけでなく、自分自身のスキルとして色々な場面で活用する事ができます。
決して損をする買い物ではないのですが、高額であるが故に迷ってしまうのも事実です。
特に、ここ数年の世の中の動きを見ていると、従来の一眼レフカメラをコンパクトにまとめた「ミラーレス一眼」という機種の人気も上々です。
僕も、一眼にステップアップしたのは2年以上前の事なのですが、その時、既にミラーレス一眼が出回っていました。
しかも、オシャレです。
実は、ステップアップさせようと決心した当時、僕もミラーレス機にしようと考えていたのです。
ですが、結局、通常の一眼レフカメラになってしまいました。それは何故かと言いますと……。
――レンズとか必要な周辺機器を揃えるとなると、普通の一眼レフカメラよりも高くついちゃう。あと光学ファインダーが標準でついてない。
※ミラーレス機の場合、正確には「電子ビューファインダー」となります。
この二つが普通の一眼にしてしまった理由です。
今では信じられない事ですが、仕上がる写真にどの様な差が出てくるのかについては、全く見えてませんでした。
今回の記事を読みに来た方の場合、コンデジと一眼の画質の違いは勿論ですが、一番気になっているのは「ミラーレス一眼と一眼レフカメラとで撮れる画像の違い」部分だと思います。
これがですね、いちいち僕が長ったらしく書く必要もなく、とても判りやすく比較している記事がありましたので、そちらを御覧くださいませ。
■コンパクトカメラ卒業組が買うべき一台を教えます! - PRODUCT - X BRAND
http://xbrand.yahoo.co.jp/category/product/5615/1.html
こちらの記事を見た上で、果たして自分がどちらで満足しそうなのか……。そこを考えるのが良いでしょう。
――と、ここでやっと、3月に出回る予定の「OM-D E-M5」についてです。
http://dc.watch.impress.co.jp/docs/news/20120208_510434.html
今回、電子ファインダーが最初から搭載されてます。
これは大きいです。液晶ビューファインダーもいいのですが、手持ちの状況で、しっかりと、ブレない様に写真を撮影するとしたら、光学・電子ファインダーの方が有利です。(液晶ビューファインダーで写真を撮影する時なのですが、脇が開きやすく、カメラを支える腕が不安定になり、写真がブレてしまいやすいのです。これは一眼レフ側でも同じです。液晶ビューファインダーで撮影するときは、どうやってカメラを固定するかについても注意が必要です)
あと、液晶ビューファインダーが可動である事も大きいです。
例えばこの写真、地面スレスレにカメラを構えています。
どうやって被写体の猫を狙ったについてですが、可動する液晶ビューファインダーを利用しています。
もし、手持ちのカメラの液晶が可能で無かった場合、この写真を撮影する時、僕は地面に寝そべって猫を見上げる様にカメラを構える事になります。
公園の片隅で、カメラを猫に向けながら、地面に伏せる様に寝そべっている怪しげな人物……。
通報されてもおかしくないですね。
今回、自分の撮影内容を振り返りながら「OM-D E-M5」を考えてみたのですが、気になる所は動いている対象の撮影についてだけの様です。
僕の場合、近所にある公園で猫や野鳥を撮影するのも大好きです。
構造上の制限で、ミラーレス機は動いてる対象の撮影が苦手と言われています。
ただ、お仕事で使うとなると、動く被写体を撮影する事はないので(Tシャツの撮影なので)、かなり魅力的なカメラだという印象を受けました。
あとは店頭価格ですよね。
いつか、ミラーレス一眼の方が、通常の一眼レフよりも手軽になるのかしらん。
PENですら、最初のモデルが登場したのは2009年です。
もっと身近な価格帯になるには時間が必要なのかもしれません。
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それでは今回はこの辺で。
また次回~。
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