2013年11月2日土曜日

こんどは酸素魚雷(九三式)でTシャツつくってみましたよ〜。これはアーミーグリーンで自分用作ろうと思います。

とはいえ、明日の入間基地航空祭が気になって仕方がありません。ソワソワがとまりません。
そんな精神状態が続いた今週一週間なのですが(なにせ、演目飛行をこなす自衛隊機群の写真を僕が撮影出来るのは年に一度、文化の日だけなのです) いざ作り始めるとトリップしてしまう訳で。


完成させる頃には「アーミーグリーンのTシャツにプリントすると、北上さん連想しちゃいそうな感じだなー」等と思いながら、作り始めに頭に浮かべていたイメージよりも良い手応えで完成させる事が出来ました。

今回の酸素魚雷(九三式)もSF好き・漫画好きの自分が子供時代に受けた印象からのチョイスです。
この酸素魚雷というのは「射程が長い」「航跡が見えない」という特徴があります。第二次世界大戦時の海戦を描いたコミックで、この魚雷に狙われた米海兵が「どこからくるんだーッ!!」とパニックに陥ってるシーンとか、子供心に興奮したものです。
おまけに海外では「開発、超大変。大切な技術者が爆発事故で死んじゃう」「アホみたいに丁寧に扱わないと、せっかく完成させても船の中で爆発しちゃう」という危険兵器というレッテルも貼られてます。
九三式魚雷の進行方向を安定させるジャイロも性能的に少々役不足だったという話もありまして。アメリカの船をねらったのに、遠く反対側にいた味方の輸送船団に命中しちゃったという……、命中しちゃったと軽いノリで書いてますが、そりゃもう大惨事となったそうでして。

なんといいますか……。やり過ぎ兵器なのかもしれず。

そんな「やり過ぎスペック魚雷」を米海軍は「ロングランス(長槍)」と呼んでたそうです。
これについては、絵柄の作成中「戦後の研究家が名付けた」という文章をチラッとみかけたのですが、作成中に更にしらべてみると、戦後に名付けられたという文章もヒットせず。やっぱり戦中に付けられた呼称の様です。
この場をお借りして、色々な情報を教えてくださった方や、資料的情報をWEBにまとめて下さってる方々に感謝です。
——で、Tシャツの話です。
今回、前回の46cm砲Tシャツのカラバリから、2色程カラバリを変更しています。

今度はTシャツのカラバリの中に、白をはじめとした明るい生地色のTシャツも選ぶ事が出来る様にしたいなあという欲求からです。
ネイビーの生地は一番人気のカラバリでしたので固定。黒もネイビーの次に人気です。で、アーミーグリーンですが、北上さん連想してしまうという事でこれも外せませんという事で2色のみ変更という流れです。

ちなみに、白Tシャツへのプリントをどうするかで少々悩みました。
使える版は2版です。赤の版は全カラバリ固定として、白の版をどうするか。


グレーのインクを選択してみたら、これが想像以上に良い印象の絵柄にまとまってくれました。大人っぽいなあという印象です。


残りのTシャツ生地のカラバリに関しては、46cm砲Tシャツの時の配色と同じです。
で、今回の絵柄なのですが、魚雷の配置をどうするかで結構な時間迷いました。
あと、魚雷の絵柄を作成するのに最初に検索したのが図面でした。ただ、図面だと、僕が見つけた画像や資料だと、どれもシンプルなかかれ方しかしてなかったのです。
検索を続けながら、同時に展示物の写真も見つかります。
それが下の画像です。プロペラ部分の表現はこの写真を元に作成しようと決めました。


展示物の写真と図面の画像を上下に並べて、双方の画像の間で帳尻を合わせる様にチマチマとパスツールで作図して、今回の酸素魚雷のプロペラ部分を完成させました。

次に、絵柄のレイアウトです。
こういうのは「統一感」もとても大切な要素ですよね。
学生時代にマシーネンクリーガー(当時はSF3D)の模型のパッケージの統一感に打ちのめされたものですから、この辺の信念は多分曲がりません。勿論全部を購入する事は叶いませんでしたが、お小遣いがなくても、模型屋に行っては、プラモデルの箱を手にしてはウットリしていた、そりゃもう怪しさほとばしらせてる学生でした。


前にも書いた様に、魚雷の配置をどうするか、結構な時間考えました。
横向きに配置しているTシャツは既に存在してるし、なによりも46cm砲Tシャツを着ている人と並んだ時の統一感が損なわれてしまいます。
そこで、なんとなく縦向きにして、たまたま三本を並べてみたら、しっくり来たのですね。同時に北上さんを連想したのですが、北上さんは4本ですね><。
4本にしようかどうしようか、これも悩みました。絵柄全体をみると、一番上に今回も日章旗が配置されてます。
前回も「縁起物」として配置しているこの旗のマークなので、4本はなんだか数字から縁起が悪いという方向に頭の回路が繋がったのをキッカケに「トリニティとか三位一体とか言うよね〜」という連想から三本が良いという結果に。


文字配置のルールが決まれば、あとは「ガイドライン」機能などを使いながら、前回作成した46cm砲のデータと並べて、文字の大きさなどなど、キッチリと調整しながら完成させます。「Long Lance」部分だけは若干ポイント数を小さく、上に配置しています。

今回も某人気艦船ゲームが好きな人やミリタリー好きの方に喜んで頂ければ幸いです。


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それでは今回はこの辺で。
また次回~。

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