題材は、またも日本帝国海軍が使用していた兵器です。
ここんとこ、某超人気ゲームの影響で、頂くリクエストもこの方向のものが多いです。
(そういえば、思うところあって、最近はリクエストをGoogleDocに記録する事をしていません。リクエスト頂く場所も、担当である僕の個人アカウント経由が多い、しかも会社に居ない時というのもありまして、記録してないというのがホントのトコロ)
そんな訳で、正式名称「三式通常弾」のTシャツです。
実は、今回のリクエストを受けるまでは、子供時代に読んだ戦記もの漫画で「そういう砲弾があった」という知識だけはあったのですが、名前はサッパリ覚えていませんでした。
リクエストされた瞬間「え、宇宙◯艦ヤ◯トに出てくる三式弾っすか？」と聞き返してしまった程。
もちろん、リクエストしてくださったご本人からは「いやいや、実在の兵器だから」と突っ込まれてしまう始末。
絵柄を作成する為に色々と調べているうちに「あ、これ、子供の頃に読んだ漫画に登場した兵器だ」と思い出した次第。
この砲弾、戦艦の主砲を使って航空機を撃つ為の砲弾だったりします。戦争映画やアニメを見ていると、通常、高速で空をとぶ航空機を狙う場合は、連射の効く機銃だったりするのですが、この砲弾は一回の砲撃で敵の航空機を落とそうという狙いで作成されています。
つまり、連射が出来ない代わりに、攻撃力の高い主砲をつかって、機銃の様に沢山の弾丸を敵機に向けて発射しちゃおうという作りなのです。
この三式弾の中には996個の弾子が入っていて、つまり砲弾の中に詰め込まれた弾子、3000度で燃焼しながら敵機目がけて飛んでいく焼夷弾子と非焼夷弾子が、ショットガンから発射された散弾の様に撒き散らされます。
この様な仕組みなので、敵からは「The Beehive(蜂の巣)」と呼ばれてたそうです。
絵柄の下にある図は、実験の時に撮影されたものです。(目盛と数字部分はつくり直しています)
——ただ、その効果については、色々と疑問視もされています。
まず、三式弾が使われる様になった頃の米軍機は、燃料タンクに防弾加工が施されていたので、狙っていた程の効果(燃料タンクから炎上させるなど)を発揮出来なかったという話があります。
敵パイロットも、複数の破裂音が聞こえる割には、花火の様でもあり、不思議がっていたというエピソードも出てきます。
だけれども、敵施設や、敵艦装甲の「比較的」薄い箇所に命中した場合の威力は凄まじかった様です。
見つける事が出来たのは、ヘンダーソン基地艦砲射撃で基地の飛行場を壊滅させた(注：この艦砲射撃が実施される直前に、もう一つ飛行場が出来ていた為に、米軍航空基地の機能が全て停止する事はなかったとの事)ケースと、敵重巡洋艦「サンフランシスコ」の艦橋部に三式弾が命中。艦のブリッジを、まるで「穴あきチーズ」の様に破壊。乗船していた米軍首脳陣がほぼ全滅してしまったというケース。
僕が子供の頃に読んだ戦記ものコミックでは、主に対空砲撃について扱った物語だったので、前述二つのエピソードの記憶は全くと言って良い程なく、今回の調べ物をするまで、米軍パイロットが三式弾から放たれる散弾を小馬鹿にしているシーンの印象の「残りカス」がほんのちょっぴり残っていた程度です。
今回の調べ物をしている時に見つけたこれらのエピソードには「エグイ」という印象を持ってしまいました。
今回のTシャツも、ミリタリー系が好きな方や、某艦船ゲームが大好きな方に喜んで頂ければ幸いです。
【自社サイトではコチラからご注文頂けます】※代引払い専用の窓口です。
http://www.tee-mine.com/shopdetail/000000000294/
・
・
・
それでは今回はこの辺で。
また次回～。
オリジナルTシャツのお店、Tee-Mineの窓口は次の通りです。
★自社サイト：Tee-Mine
(代引でのお買い物窓口)
★amazonマーケットプレイス：Amazon ／ Tee-Mine
(クレジットカード払い・amazonギフト券でのお買い物窓口)
(Amazonギフト券の入手方法・使用方法はこちら。)
又、このブログの他にも、色々な場所でお店の情報を発信していますので、是非お越しくださいませ＾＾。
★Twitter ＞ @Tee_Mine
★facebook ＞ Tee-Mine
★Google+ ＞ Tee-Mine
★tumblr(1) ＞ item log (Tee-Mineアイテムのカタログ)
★tumblr(2) ＞ Pic Mix (担当＜P＞の画像スクラップブック)
にほんブログ村
