2013年2月21日木曜日

週刊少年マガジン12号掲載の「聲の形」(こえのかたち)を読みました。何度も読み返す人も多いのでは。

昨日、RSSをチェックしたり、Twitterを見ていたら、やたらと「凄い」「感動した」「読んで良かった」等々、そろって激しく感情を揺さぶられた類の感想が流れていました。

件の作品は、既にいくつかのまとめブログなどでも紹介されている大今吉時先生の「聲の形」(こえのかたち)です。

当然、そういう反応を見てしまっては読まないわけにはいきません。
僕も、会社の帰りに今週号(12号)の少年マガジンを購入しました。


事前にネタバレにならない範囲で情報を拾いながら、これは大泣きしてしまうのではと予感していたので、中身を確認する事もせずコンビニでマガジンをゲット。

結果、泣きはしませんでした。
だけれども、突き刺さります。何度も読み返してしまう短編でした。
購入して本当に良かったです。これは読んだ人それぞれに決して小さくない何かを残す作品だと言えます。
——そして、二回目の読了後、直ぐに電子書籍で短篇集か過去作品のコミックスがないかなと思い立ち検索開始しちゃってました。それだけ「もっと読みたい」と思わせる魅力にあふれた作品であると言えます。

検索で出てきたのは、冲方丁先生の小説「マルドゥック・スクランブル」を原作としたコミックだけでした。これで電子版があったら一気にオトナ買いしちゃう勢いでした。むしろ無くてホッとしたという所でしょうか。お友達にも一人、同じ行動をしてしまった人がいまして。全巻Kindle化リクエストもクリックしたらしく……。「おまいはオレか」と問い詰めたく——。

「あ〜、これが機会損失か〜」とか、そんなセリフが頭をよぎったり。

それだけ、読んだ人の「もっと読みたい」という気持ちを押す作品です。

※ここから本編に抵触する内容になるので反転します。
テーマは「身体の障害」と「学校でのイジメ」の二つです。
強く感情移入して作品を読んでしまう人には、かなりの恐怖と痛みを覚える事でしょう。
読んだ人の経験によって、ココロに刺さる部分も様々でしょう。
今回は短編ですので、締め括りの流れについて少々物足りなくなった印象もあります。
足りなく感じた理由は、主人公がいじめてしまったヒロインに謝ろうとするシーンに対しての葛藤が希薄に感じられたからだと思います。

決して「いじめてしまった側もつらかったんだよ」という事を言いたいのではありません。
イジメというのは、いじめた側が反省した時、又は相手に謝罪した瞬間にいじめた側が救われてしまうという側面があるといいます。
作品の中では、主人公がヒロインに対して、再会後すぐに謝罪するシーンがあるのですが、再会後、この行動に至るまでの苦悩が描かれていませんでしたので、ある意味、主人公の最後の行動が軽いものに見えなくもないのです。

ヒロインに対して取った行動と後悔、今でも憎まれているかもしれないという恐怖。この辺の葛藤があったら、最後の和解がもっと深くなったのではないでしょうか。

編集部のツイートを見ていると、連載が視野に入っている様子。
そこで思ったのは、小学生時代のイジメのエピソードはそこまで濃くせずに、むしろイジメという行為を犯してしまった側の人物達が、ずっと背負う事になる「後ろめたさや許されないかもしれない恐怖」との葛藤や、恨み続ける事をしないであろう前向きなヒロインの行動を見守りたいなと、そんな事でした。

——さて、どうなるのでしょう。とても楽しみです。

……いやあ、昨日、個人のTwitterアカウントでも、同作品を読んだ人同士で随分とアツく意見交換をしてしまったのですが、ブログに書いてしまうと、なんとも気恥ずかしいものがありますね。

それくらい、気に入ってしまった作品でした。
未読の方、オススメです。





それでは今回はこの辺で。
また次回~。

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